重曹とクエン酸の違いとは?それぞれの特徴を知ろう!
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掃除に重曹とクエン酸を使いたいけど、そもそも2つは何なのか、どんな違いがあるのかよくわからないという方へ!
重曹とクエン酸の違いについて、それぞれの特徴をまとめてみました。
重曹とクエン酸の特徴を知る前にまず、汚れ落としの基本は「中和」であることを理解しておきましょう!
汚れには性質というものがあり、汚れ落としとは汚れの性質を中和させることです。性質は酸性とアルカリ性の2種類に分かれ、どちらが強いのかという指標で判断されます。
そして、中和とは反対の性質をぶつけること。つまり、酸性が強い汚れにはアルカリ性のものを、アルカリ性が強い汚れには酸性のものをあてるということです。
「反対の性質のものがぶつかることで性質が中和され、汚れが落ちていく」というのが汚れ落としの基本的な構造です。
重曹とクエン酸を使った汚れ落としも、この基本構造に則ったもの。この点を踏まえた上で、それぞれの特徴を見ていきましょう♪
重曹の特徴 |
クエン酸の特徴 |
重曹とクエン酸はどんな汚れに強い?
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重曹やクエン酸はどんな汚れでも落とせるほど万能というわけではありません。上手に使わないと「思ったより落ちなかった」なんてことにも……。重曹やクエン酸が力を発揮しやすい汚れはどんなものがあるか、あらかじめ確認しておきましょう!
重曹が有効的な汚れ |
クエン酸が有効的な汚れ |
重曹とクエン酸を混ぜるとどうなるのか
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重曹とクエン酸を混ぜ合わせ、そこに水を加えるとシュワシュワと泡立ち始めます。泡立つ理由は「二酸化炭素」が発生しているから。酸性とアルカリ性が混ざり合ったときに起こる中和の反応で、身体に害はありません。
この泡そのものは中性なので汚れを落とす力はありませんが、泡の勢いを利用して汚れを浮き上がらせることができます。ちょっとしたヌメリ汚れくらいなら、泡の力だけで汚れを浮かせられますよ。こすったり拭いたりしなくても、水で洗い流すだけで汚れを落とせます。
環境にも人にもやさしい重曹とクエン酸で掃除を
重曹とクエン酸は、環境にも人にもやさしい洗剤として使うことができる、うれしいアイテムなんです! 重曹とクエン酸はそれぞれ性質が異なるため、適した場所に使うことがポイントですよ♪ |